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東大寺修二会。 [area]

東大寺二月堂では修二会(しゅにえ)お水取りと呼ばれる法要があります。
これは十一面観世音菩薩に懺悔して祈りを捧げる「十一面悔過(けか)の法」と言うものです。

その中の「お松明」と言う行事は、3月12日に特別大きな籠松明が道明として二月堂に灯されます。
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籠松明が二月堂の舞台を駆け巡り、
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その籠松明の火粉を浴びると無病息災となり、燃え残りを持ち帰り護符とする風習もあるようです。
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その修二会で大導師は「天下泰安 風雨順時 五穀豊穣 万民快楽」と咒願し、
その意味は世の中が平和で、気候良く、実り豊かで、人々が幸せでありますようにと願うものです。

もともと鎮護国家(国家を平穏にしずめ護ること)を祈願し建立された東大寺からは、
この祈りが「東日本大震災の被災者に届くことを願っています」とのお言葉がありました。

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