リトライ武尊山。 [trekking]
2012年4月29日(日)のお話。
武尊山敗退の翌日、
今度は武尊山の向かいにある皇海山を歩こうと車で栗原川林道へ向かっていると…
土砂崩れのため通行止め、更に途中で復旧作業に当たっている方に話を聞いてみると、
どちらにせよ悪路のためセダンで走行するには厳しい道であるとのことだった。
皇海山断念。
さて、どうしましょう…
やっぱり遥々群馬遠征に来ているのだから武尊山を抑えておきたいと言うは本音。
昨日、引き返した家ノ串から反対側の尾根に営業しているスキー場があったのを思い出し、
そこからなら出遅れた時間でも何とかなるかと思い川場スキー場を目指します。
GW期間中の5月6日まで営業するという川場スキー場のリフト2基を乗り継ぎ、
剣ヶ峰山手前まで労せずピックアップしてもらいます。
しかもこちらはトレース付き、このルートがメジャーだったのかと感じながら歩き始めます。
出だしの小高い峰を上がると前方に剣ヶ峰山が見えてくるのですが、
こちらも昨日の剣ヶ峰と同じように東側にトラバースしているトレースが付いています。
しかしどうも緩くなった雪面をトラバースするのは怖い。
ということで剣ヶ峰山のピークを経由して進むことにしてみました。
平坦なトラバースルートを横目に意外と急勾配でやせた尾根を登り詰め、
その山頂には沖武尊まで1.7㎞との道標、これなら行けるだろうと三度目の正直に心躍ります。
ちなみに昨日の剣ヶ峰と今日の剣ヶ峰山は別々の峰なのですが、
共に三角柱を横にしたような幾何学的で不可思議な山容をしており、
沖武尊から伸びる左右の稜線上にそれぞれ同じような形で同じような場所にある峰なんです。
剣ヶ峰山を過ぎると一旦尾根沿いに高度を落としていきます。
トレースは基本的に夏山登山道の上に付けられている感じであり、
場所によっては雪が消えた夏山登山道を歩くケースも出てくるようになったため、
ここら辺から邪魔に感じるようになったアイゼンを外して行くことにしました。
そして剣ヶ峰山から一旦高度を落としたのち、再度ハイクアップを続け振り返り、
目線が先程歩いた剣ヶ峰山と同じくらいになった頃、
目の前には念願であった沖武尊の山頂が手の届く距離に迫っていました。
そして苦節1年、3回目の挑戦にて武尊山(沖武尊)のピークを踏むことが出来ました。
何度と無く跳ね返されてきた沖武尊からは至仏山や燧ヶ岳の姿や、
残雪残る谷川連峰。
そして昨年に続き昨日も敗退した中ノ岳・家ノ串・剣ヶ峰・前武尊方面と、
本日歩いてきた剣ヶ峰山からの稜線も素敵に見渡すことが出来ました。
2日間たて続けに同じ山を歩くと言う、何とも執念深いことをしてしまいましたが、
なんとか無事に武尊山のピークを踏むことが出来ました。
まぁ正直、敗退したルートで残雪期に再チャレンジしてみたい気持ちも無きにしも非ずなのですが、
それは今後のお楽しみとしてとっておき、やっと武尊山の呪縛から逃れることが出来たかとも…
と記事に記しておきながら、実は紅葉の季節に敗退したルートを歩こうかなと思ったりもしています。
待ってろよ武尊山。
武尊山敗退の翌日、
今度は武尊山の向かいにある皇海山を歩こうと車で栗原川林道へ向かっていると…
土砂崩れのため通行止め、更に途中で復旧作業に当たっている方に話を聞いてみると、
どちらにせよ悪路のためセダンで走行するには厳しい道であるとのことだった。
皇海山断念。
さて、どうしましょう…
やっぱり遥々群馬遠征に来ているのだから武尊山を抑えておきたいと言うは本音。
昨日、引き返した家ノ串から反対側の尾根に営業しているスキー場があったのを思い出し、
そこからなら出遅れた時間でも何とかなるかと思い川場スキー場を目指します。
GW期間中の5月6日まで営業するという川場スキー場のリフト2基を乗り継ぎ、
剣ヶ峰山手前まで労せずピックアップしてもらいます。
しかもこちらはトレース付き、このルートがメジャーだったのかと感じながら歩き始めます。
出だしの小高い峰を上がると前方に剣ヶ峰山が見えてくるのですが、
こちらも昨日の剣ヶ峰と同じように東側にトラバースしているトレースが付いています。
しかしどうも緩くなった雪面をトラバースするのは怖い。
ということで剣ヶ峰山のピークを経由して進むことにしてみました。
平坦なトラバースルートを横目に意外と急勾配でやせた尾根を登り詰め、
その山頂には沖武尊まで1.7㎞との道標、これなら行けるだろうと三度目の正直に心躍ります。
ちなみに昨日の剣ヶ峰と今日の剣ヶ峰山は別々の峰なのですが、
共に三角柱を横にしたような幾何学的で不可思議な山容をしており、
沖武尊から伸びる左右の稜線上にそれぞれ同じような形で同じような場所にある峰なんです。
剣ヶ峰山を過ぎると一旦尾根沿いに高度を落としていきます。
トレースは基本的に夏山登山道の上に付けられている感じであり、
場所によっては雪が消えた夏山登山道を歩くケースも出てくるようになったため、
ここら辺から邪魔に感じるようになったアイゼンを外して行くことにしました。
そして剣ヶ峰山から一旦高度を落としたのち、再度ハイクアップを続け振り返り、
目線が先程歩いた剣ヶ峰山と同じくらいになった頃、
目の前には念願であった沖武尊の山頂が手の届く距離に迫っていました。
そして苦節1年、3回目の挑戦にて武尊山(沖武尊)のピークを踏むことが出来ました。
何度と無く跳ね返されてきた沖武尊からは至仏山や燧ヶ岳の姿や、
残雪残る谷川連峰。
そして昨年に続き昨日も敗退した中ノ岳・家ノ串・剣ヶ峰・前武尊方面と、
本日歩いてきた剣ヶ峰山からの稜線も素敵に見渡すことが出来ました。
2日間たて続けに同じ山を歩くと言う、何とも執念深いことをしてしまいましたが、
なんとか無事に武尊山のピークを踏むことが出来ました。
まぁ正直、敗退したルートで残雪期に再チャレンジしてみたい気持ちも無きにしも非ずなのですが、
それは今後のお楽しみとしてとっておき、やっと武尊山の呪縛から逃れることが出来たかとも…
と記事に記しておきながら、実は紅葉の季節に敗退したルートを歩こうかなと思ったりもしています。
待ってろよ武尊山。