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伊勢原渋田川の芝桜。 [area]

春の小川は、さらさら行くよ。
岸のすみれや、れんげの花に、
すがたやさしく、色うつくしく、
咲けよ咲けよと、ささやきながら。

咲くはすみれやれんげではなく、
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夕刻、茜色に頬染める芝桜でした。

名古屋モーニング。 [area]

伊吹山の翌朝。
名古屋のモーニングを体験したく喫茶店に寄ってみた。
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ほぼ満席の喫茶店でコーヒーを頼んだらトーストとゆで卵、小倉あんが付いてきた。
独自の食文化を持つ名古屋フードはイマイチ好きになれないものが多かったけど、
小倉トーストは普通に美味しかった!お試しあれ。

伊吹山。 [trekking]

2013年3月23日(土)のお話。

昨年10月以来の山歩き、5ヶ月と言う時の流れは私の体を鈍らせています。
そんな時、名古屋に用事ができた事で、これはと思い山歩きを思い立った次第。
そんな訳で今回は用事優先。
よって、新幹線を使って前日の名古屋入りだったものですから山の準備は皆無。
なのでトレランのような格好での電車山行となりました。

当日朝・・・
私の計画ではのんびりとサンドイッチをパクつきながら小一時間電車に揺られる予定でしたが、
朝7時32分の特別快速米原行きは名古屋駅に着く前から満席と言うか大混雑・・・へっ?!
座っている人は誰一人として席を立たず目的地までそのまま、電車朝ごはんはおあずけです。
そして途中、車窓からは白く輝く伊吹山の姿・・・雪??やばい、何の準備もしてないぞ。
まぁ、仕方ないので行けるトコまで行ってみよう。

目的地の近江長岡駅はのんびりした田舎駅で下車した人は伊吹山登山者のみ、
そこからはバスに揺られ登山口まで向かいます。
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で、バスに揺られながら朝ごはんを食べていると、終点の登山口ではない上野口と言うバス停で、
熟練者と思えるおじ様一人が下車するではないですか・・・
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この人はどこへ行くのだろうと思っていると、バスは何故か遠回りをして終点の伊吹登山口に到着。
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なるほどそう言う事か、下車と同時に先程のおじ様が目の前に・・・運賃60円得します。

それはさて置き、今回の起点は三ノ宮神社。
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伊吹山スキー場をハイクアップするスタンダードルートです。

しばらく行くと一合目手前に“ひろきち地蔵”なるものが、
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その昔、ひろきちさんが伊吹山からお地蔵さんを自宅に持ち帰ったそうですが、
その後、体調を崩してしまったひろきちさんはお地蔵さんが伊吹山に帰りたいのではと考え、
伊吹山へ返したお地蔵さんがこれであるとの謂れです。

やはり、山から持ち帰っていいのは「思い出」だけなんですね。

そんな3月の山歩きでも足元には春がいて、
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見上げれば残雪の少ない伊吹山。
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登山道が南斜面だったおかげで雪の姿もあまり見えず、一安心です。

その登山道は富士山のような様相で、
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ジグザグ、ジグザグとくねくねハイクアップ。
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そのため視界遮る樹木がなく、常に見晴らしよしで近江盆地を望むことができます。

のんびりと右へ左と折り返しながらの山歩きを堪能すること2時間。
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稜線上にはまだまだたっぷりの残雪。
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観光地化した山頂部には数多くの山小屋があるものの、残雪のためかすべてが冬季休業中・・・
軽装だったもので、是非とも山小屋のお世話になりたかっただけに残念です。

そしてこの伊吹山の山頂には日本武尊が居り、どうも私は残雪と日本武尊がリンクします。
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その昔、日本武尊は伊吹山の荒神を征伐するため登られたとの言伝えがあるそうですよ。

帰り道、バスの時間がイマイチ合わないので近江長岡駅まで1時間ほど歩いてみました。
のんびりとした盆地は水を引く前の枯れた田んぼが並び、辺りはのどかな空気が流れています。
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また、この周辺はホタルの名所らしくシーズンには多くの人が集まるようですよ。
そんな知らない土地をのんびり散策するのも、山歩きとは違い楽しいものだと思いました。

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