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新緑と残雪の皐月遠征。 [trekking]

薫風の候、

2013年5月4日(土)は新緑眩しい南天山。
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2013年5月5日(日)は残雪眩しい平標・仙ノ倉。
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吹く風に初夏と暮春の香りが漂っておりました。

伊吹山。 [trekking]

2013年3月23日(土)のお話。

昨年10月以来の山歩き、5ヶ月と言う時の流れは私の体を鈍らせています。
そんな時、名古屋に用事ができた事で、これはと思い山歩きを思い立った次第。
そんな訳で今回は用事優先。
よって、新幹線を使って前日の名古屋入りだったものですから山の準備は皆無。
なのでトレランのような格好での電車山行となりました。

当日朝・・・
私の計画ではのんびりとサンドイッチをパクつきながら小一時間電車に揺られる予定でしたが、
朝7時32分の特別快速米原行きは名古屋駅に着く前から満席と言うか大混雑・・・へっ?!
座っている人は誰一人として席を立たず目的地までそのまま、電車朝ごはんはおあずけです。
そして途中、車窓からは白く輝く伊吹山の姿・・・雪??やばい、何の準備もしてないぞ。
まぁ、仕方ないので行けるトコまで行ってみよう。

目的地の近江長岡駅はのんびりした田舎駅で下車した人は伊吹山登山者のみ、
そこからはバスに揺られ登山口まで向かいます。
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で、バスに揺られながら朝ごはんを食べていると、終点の登山口ではない上野口と言うバス停で、
熟練者と思えるおじ様一人が下車するではないですか・・・
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この人はどこへ行くのだろうと思っていると、バスは何故か遠回りをして終点の伊吹登山口に到着。
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なるほどそう言う事か、下車と同時に先程のおじ様が目の前に・・・運賃60円得します。

それはさて置き、今回の起点は三ノ宮神社。
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伊吹山スキー場をハイクアップするスタンダードルートです。

しばらく行くと一合目手前に“ひろきち地蔵”なるものが、
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その昔、ひろきちさんが伊吹山からお地蔵さんを自宅に持ち帰ったそうですが、
その後、体調を崩してしまったひろきちさんはお地蔵さんが伊吹山に帰りたいのではと考え、
伊吹山へ返したお地蔵さんがこれであるとの謂れです。

やはり、山から持ち帰っていいのは「思い出」だけなんですね。

そんな3月の山歩きでも足元には春がいて、
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見上げれば残雪の少ない伊吹山。
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登山道が南斜面だったおかげで雪の姿もあまり見えず、一安心です。

その登山道は富士山のような様相で、
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ジグザグ、ジグザグとくねくねハイクアップ。
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そのため視界遮る樹木がなく、常に見晴らしよしで近江盆地を望むことができます。

のんびりと右へ左と折り返しながらの山歩きを堪能すること2時間。
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稜線上にはまだまだたっぷりの残雪。
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観光地化した山頂部には数多くの山小屋があるものの、残雪のためかすべてが冬季休業中・・・
軽装だったもので、是非とも山小屋のお世話になりたかっただけに残念です。

そしてこの伊吹山の山頂には日本武尊が居り、どうも私は残雪と日本武尊がリンクします。
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その昔、日本武尊は伊吹山の荒神を征伐するため登られたとの言伝えがあるそうですよ。

帰り道、バスの時間がイマイチ合わないので近江長岡駅まで1時間ほど歩いてみました。
のんびりとした盆地は水を引く前の枯れた田んぼが並び、辺りはのどかな空気が流れています。
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また、この周辺はホタルの名所らしくシーズンには多くの人が集まるようですよ。
そんな知らない土地をのんびり散策するのも、山歩きとは違い楽しいものだと思いました。

5ヶ月ぶりの遠征。 [trekking]

約5ヶ月ぶりの山歩き。
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第一村人発見!?のんびりとした一日となりました。

秋冬対照硫黄岳。 [trekking]

秋と冬。

夏沢鉱泉。
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寒暖差。
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ループツリー。
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凛とした空気。
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オーレン小屋。
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無音の世界。
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夏沢峠。
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雪庇。
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ガレ場。
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尾根筋。
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道標。
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同じ山も二度美味しい。

おまけ『谷川岳編』 【ろーかるらいふ】より

丹沢表尾根。 [trekking]

2012年10月21日(日)のお話。

会社の仲間を連れて丹沢表尾根を歩いてきました。
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表尾根の稜線歩きは楽しい山歩き。
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多くのトレッカーが表尾根を楽しんでます。
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あたりは秋色に染まりつつあり、
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少しだけ冬の足音も聞こえ始めているようです。
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ただ、当日は最高気温24℃と暖か日和となった。
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山歩きが初めての仲間も楽しんでくれたようだ。

“乾杯”

晴れた硫黄岳。 [trekking]

2012年10月13日(土)のお話。
今から1ヶ月も前のお話ですから紅葉状況等には注意してくださいね。

秋の八ヶ岳見聞録。

紅葉狩り。
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夏沢峠へ歩こう。
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今日はイイ天気。
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あか、きいろ、みどり・・・
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空に向かって続く道。
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そこは硫黄岳へ続く道。
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それはそれは素敵な道。
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太陽に手が届きそうな場所。
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振り向けば北八ツ。
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猫耳の天狗岳。
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忘れちゃいけない爆裂火口。
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とは言え、何といっても素敵な南八ツ。
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何年目の正直?次回は晴れの厳冬期で会おう。

陽も傾き下山の途。
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風雪に耐えた標。
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導くように続く道。
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黄金の絨毯。
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松葉色の部屋。
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そして人の営み。
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様々な顔を持つ八ヶ岳。


やはり山歩きは晴れが一番。
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早池峰山。 [trekking]

2012年9月11日(火)・・・いったい何時のお話?ってお話。

北東北遠征4日目は北上高地の最高峰である早池峰山を歩きます。

雨降りな山歩きが続いていましたが、この日は朝から太陽が顔を覗かせ、
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久しぶりに晴れ歩きが出来そうです。

当日は早池峰自然センターに車をデポして河原坊登山口から山頂を目指します。
オンシーズンの土日祝日はマイカー規制があるようですから注意してくださいね。

その河原坊登山口からのルートは直登の山歩きになります。
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途中、振り返れば汗を流した道が線となって真っ直ぐと伸びているのが見渡せますが、
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意外と私、直登が苦にならないようです。

こんな岩礫帯の斜面をハイクアップする早池峰山ですが、
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山頂まで登り詰めると、
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その稜線上には豊かなお花畑が広がっていました。
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これが花のゆりかごとの所以となる人気の秘訣なんでしょうね。

キバナノコバノツメ。
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ミヤマキンバイ。
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ミヤマアキノキリンソウ。
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ナンブトラノオ。
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残暑厳しかったようで、だいぶ夏の花も残っていたようです。

そしてこの早池峰山にはハヤチネウスユキソウという固有種があることを下山後に知りました。
白っぽく葉っぱのような花は決して目立つ花ではなかったのでスルーしてしまったのですが、
東洋のエーデルワイスと聞いて写真に収めなかったことに少々後悔・・・勉強不足です。

そんな早池峰山には一般的に河原坊ルートと小田越ルートがあります。

下山に利用した小田越ルートには名物の鉄梯子があったり、
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風が吹き抜ける見晴らしの良い尾根道があったり、
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木々にぶら下がる熊除けの一斗缶があったり、
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最後は河原坊までの舗装路歩きがあったりと・・・あっ、これはいらないか。
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でも、ただひたすらのハイクアップを強いられた河原坊ルートとは趣が一転、
歩いていて楽しいルートでした。

この早池峰山はアルペン的な雰囲気を持ち合わせている一方で、
稜線部に広がる緩やかなお花畑が人を惹きつけるのでしょう。
今回は9月半ばと花の時季には遅かったのでお花畑とまではいかなかったのですが、
それなりに早池峰山の醍醐味を味わえたのではないかと思える山行になりました。

これで北東北山行の全日程が終了。
少し天候に恵まれなかった感が残りますが、また機会があれば訪れたい山々でした。

秋田駒ヶ岳。 [trekking]

2012年9月10日(月)・・・これもだいぶ前のお話。

お世話になった乳頭温泉郷から程近い秋田駒ヶ岳を歩きます。
その昔、深田久弥が日本百名山に選定するかどうか迷った山という逸話の残る山。
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そんな逸話があると聞けば、自然と期待が膨らむものです。

が、この日も天気はイマイチ・・・
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残念です。

山頂部には湿原が広がり、
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阿弥陀池を中心に秋田駒を形成する山々が取り囲んでいるようです。
その秋田駒最高峰になる男女岳もガスで姿を隠し、
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深い霧を掻き分けハイクアップするも、
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やはりピークもガスの中でした。

そんな秋田駒は数ある駒ヶ岳のなかでも高山植物が豊富な山として知られています。
鮮やかなエゾオヤマリンドウに、
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9月の秋田駒に多く咲くウメバチソウ。
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そして残花だったけどハクサンジャンも、
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雨の中、沈む心の支えとなってくれました。

そして何よりも秋田駒の紅葉シーズンは9月半と聞きます。
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それはそれは見事な紅葉を見ることが出来るようです。

あ~、どちらも堪能できず残念。

でも、今は便利な世の中です。
スマホで「秋田駒」を検索すればガスで見えない辺りの景色も画像でパッ!
へ~、こんな景色なんだ・・・逆に虚しくなるのでした。

岩手山。 [trekking]

2012年9月9日(日)・・・八幡平の翌日、それもだいぶ前のお話。

この北東北山行旅行のメインイベントとしていた岩手山・・・
奥羽山脈でもっとも高く、南部富士と呼ばれ岩手県民のソウルマウンテンとも言える山です。
とっても楽しみにしていたのに、残念ながら雨降りです。
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普段なら雨天決行はしない性質なのですが、容易に歩ける山ではないので歩くことにします。

この岩手山には四方に伸びる登山道があり、
その中でも信仰の道として古くから踏まれていると言う柳沢コースをチョイスしてみます。
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起点である馬返しにはキャンプ場もあり、広い駐車場もが完備されていました。

そんな柳沢コースは基本登り基調・・・なんですが、
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定期的に合目表示があるので、これから歩く目処が分かり私は好きです。

そんな合目表示も七合目あたりで急登から開放され、視界も開けてくるはずが、
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当日は雨やガスにより視界は不良・・・更に風も強まり9月にして寒くなってくる始末。

風雨にさらされ身体が冷えてきた頃、ガスの中から突如かなり大きな山小屋が登場。
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その名も岩手山八合目避難小屋。
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ただ、避難小屋とは言っても繁忙時には管理人も在住する立派な山小屋で、
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三段ベット完備の構造で収容力もかなり大きそうな感じでしたよ。

その八合目避難小屋から先は火山特有の砂礫帯となるため、風雨を凌ぐものもなくなり、
ただ黙々と九十九なりにハイクアップを強いられます。

いよいよ火口の縁に取り付くと三十三観音石仏が並び、登山者を山頂に誘ってくれます。
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晴れていればどんな景色が広がっているのだろう?なんて妄想に耽り歩いていると、
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しばらくで岩手山の最高峰となる薬師岳に到着です。

が、こんな天候ですから当然にして何にも見えません・・・更に風も強まり寒さ倍増ときている。
晴れていればお鉢巡りなんかもしようかと思っていたのですが、さすがにやる気にもなれず・・・
そうそうに撤収して、あっけなく下山の途につきましたとさ。

またいつか、晴れの日に歩きに来るよ~ いつの日かね。

八幡平。 [trekking]

2012年9月8日(土)・・・だいぶ前のお話。

夏の山行は楽しみのひとつ。
普段行けない遠方の山かテント山行、もしくはアルプス・・・今年はどこにしようか?
今年の長期休暇はこのタイミングのみのはず・・・
であれば旅行を兼ねようと遠方の山歩きに決定。

場所は北東北、メインは岩手県で4泊5日の山行旅行です。

初日は移動時間も考慮して、お手軽にするため八幡平ハイクとします。
岩手県と秋田県の県境にある駐車場にレンタカーをデポすると、八幡平山頂は目の前・・・
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それではあんまりなので、源太森や黒谷地を抜け、茶臼岳までピストンしてみることにしましょう。

アップダウンの少ない行程の中で、
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それなりに高い場所となる源太森からは辺りの様子が窺えます。

その先、黒谷地湿原では木道に乗って進みます。
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ちょっと雰囲気が出てきますが、ここの木道はすぐ終わりでした。

そして片道約5㎞程で、本日の折り返し地点とした茶臼岳に到着。
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意外と見晴らしの良い茶臼岳からは、翌日歩く予定の岩手山が素敵に望めました。
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さて、来た道を引き返し八幡沼まで戻ると、ここからは八幡平の醍醐味が味わえます。
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高層湿原の中をどこまでも抜ける木道に、
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点在する池塘。
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草紅葉の湿原は秋の訪れを感じさせてくれます。
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そんな寄り道を誘う草紅葉の木道は時間の流れを忘れさせ、
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駐車場からすぐの八幡平山頂に着いた頃、すっかり夕時になっていましたとさ。

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