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外輪山“足柄峠・長尾峠”ヒルクライム。 [hill climb]

今回のヒルクライムは神奈川景勝50選の足柄峠を目的地とします。
この足柄峠は神奈川県と静岡県の県境であり、金時山と矢倉岳の鞍部に位置する峠。
その標高は759mで県道78号線足柄街道を距離にして11.9㎞上げることになります。

さて、今回はヒルクライムと銘打った第1弾として、麓の竜福寺から県境までタイム測定してみます。
地蔵堂までは緩い登坂が続くものの、その先からは幅員も狭くなり勾配も14%の標識があるほど…
いわゆる道路勾配の%表示は、水平100mで垂直にどれだけ上げるかとのことで、
道路勾配14%は100mで14m上げると言うこと、要するにキツイ勾配と言うことです。
更にタイム測定をするなんて自分で決めてしまったものだから出だし張り切り、途中でスタミナ切れ…
足は着かなくとも10㎞/h以下まで速度は下がり、心臓ははち切れそうな感じ。
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で、タイムは54分05秒…1時間は切れたけど、たぶん遅いと思います。
まぁ、これから少しづつ頑張っていけばタイムは縮まるかも、志くらいは高く持ってみましょうか。
【峠record:竜福寺交差点→足柄峠県境 距離:11.9㎞ 平均斜度:5.9% 最大標高差:706m】

県境から先には足柄城址公園があり、
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公園内は富士山の眺望に優れています。
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今年はやはり雪が少ないのでしょうか?所々、地肌が見えています。

しかし公園内を探しても神奈川景勝50選の石碑がない…なんでだろう?
よく考えればこの公園は静岡県にあり、神奈川景勝なんて石碑があるわけありませんよね。

来た道を少し戻り神奈川県に戻ると、ありましたよ目的の神奈川景勝50選の石碑。
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タイムトライアルに夢中?それ以上の疲れで気付かずに通り過ぎていたようです。

さて、今回も少し山歩きをコラボさせてみましょう。
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行先は金時山、久しぶりです。

足柄峠側からのルートは距離的に短いのですが、傾斜は急…
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なので途中には鉄製のはしごが12箇所設置されています。
その12箇所のはしごには干支が記されており、
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今年の干支である“辰”のはしごで記念撮影してみました。

久しぶりの金時山でしたが何も変わっておらず、
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多くの登山者で賑わっており、
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皆、この雄大な箱根仙石原の景色を見に来ているのでしょうね。
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久しぶりの金時山もピストンして足柄峠に戻って来ても、まだ正午。
この先どうしようかと思案した結果、もう一丁ヒルクライムをしてみようとストイックな思考に…
一路、御殿場方面へ駆け下ります。
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そのもう一本のヒルクライムは長尾峠。
ここは以前にも走ったことのある峠で、平均斜度も4.6%と身体に優しい峠です。
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このままでは以前と一緒ですから、今回はこの長尾峠からも山歩きをしてみることにします。

行先は丸岳、長尾峠から25分くらいで着く山です。
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箱根外輪山の山ですが、北西部に位置しているため駿河湾を眺めることができます。
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更には金時山よりも近くに仙石原や芦ノ湖も見渡せ、眺めは素敵です。
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初めて来た丸岳ですが、とっても素敵な山を見つけた感じで得した気分になりました。

今日は2つの峠に2つの山歩き、ハードではありましたが充足した一日となりました。
最近、自転車に乗っていて峠を走るということに少しづつ興味が出てきた感があります。
疲れる、たしかに疲れるんですが、達成感が人一倍大きいのも峠走りの冥利であることを知り、
以前からタイトルで使用していたポタリングとの言葉がやや意味合い違いとの指摘もあったため、
新たにヒルクライムと言うジャンルを加えてみた次第です。
これからも神奈川景勝50選を目指し、峠を乗り越えていこうと心に誓うのであった。

山北“大野山”ヒルクライム。 [hill climb]

はなねこさん、cyu2さんがいらした大野山、まだ紅葉がきれいそうだったから行ってみました。
自転車で・・・

この大野山は山頂部が牧場となっている標高723.1mほどの不思議な山。
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何年か前に車でスィーっと来たことがあったのですが、未だに歩いたことはありません。

今回のメインイベントはR246から山頂までの距離6.8㎞にして高度差約550mのヒルクライム。
今までになく急勾配なルートです。

でも、本日のお楽しみは紅葉。
今年の紅葉はイマイチと言われるも、見る機会が少なかったので楽しみにしていたところ、
はなねこさんcyu2さんのレポから一週間が経過しており不安であったものの、
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所々ではありましたが、まだ間に合いましたよ。
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色付くもみじはイイ色が出ています。
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12月も中頃にさしかかろうとしていましたが見れて良かった。

ただ、ポタリングに話を戻せば休む所なくひたすら上り坂が続く…
未だ経験したことのない勾配の連続、足を着いちゃおうかと何度も思ってしまう。
しかし、根っからの負けず嫌いな性格は、8㎞/hくらいのノロノロな速度でも必至に走ります。
でも、いくらノロノロでも前に進めば山歩きと一緒、必ず目的地には着くものです。

そんな目的地であった大野山の山頂は、
関東富士見百景に選ばれ、それはそれは見事な富士山を眺めることが出来ます。
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更に反対側に目を移せば私の住んでいる街“小田原”と“相模湾”が見渡せます。
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自分で言うのも何ですが、まさに風光明媚な場所です。

さて、今回のポタリングは距離にしてたったの52㎞ほど、
しかしながら初冬の紅葉ポタリングと銘打ったものの、これが予想以上にキツかった…
ただ、徐々にステップアップ出来ている感はあり、回数を重ねるごとに自信はついてきます。
そんな大野山登坂記念として、
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世界一の電波塔と同じ標高にいたウサギさんと一緒に記念撮影です。
【峠record:安戸交差点→大野山 距離:6.8㎞ 平均斜度:8.3% 最大標高差:563m】

あと、そうそうもうひとつ。
登坂している途中でイノシシさんが車道前方からやって来たお話。
猪突猛進!?
「ヤバっ」と思った矢先、右の谷へ急転回…「あれ?」曲がれるのね。
ビックリはしたけど、意外に自転車に乗っていると強気に大丈夫な気がしたのはナゼだろう?
それにしてもイノシシがいたことには正直ビックリした。

湯河原・箱根“椿台・大観山・恩賜公園・大涌谷”ヒルクライム。 [hill climb]

神奈川景勝50選を巡るポタリング、今回は友人と走ります。
と、悠長なフレーズでの書き出しですが…実はかなりストイックなポタリングになっちゃいました。

潮風薫るR135を朝日を浴びながら湯河原へ、ウォーミングアップを兼ねて走らせます。
さて、今回のメインは神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線。
海沿いの街“湯河原”から箱根“大観山”まで、通称ツバキラインと呼ばれている山道を、
距離にして約20㎞弱、標高差約1,000mのヒルクライムから始まります。

奥湯河原の温泉街を抜け、ホタル現る千歳川を遡るように並走、湯河原パークウェイ分岐を折れ、
ツバキライン本線へ、緩い上りが続くその先に本日一つ目の景勝50選“椿台”があります。
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石橋山の合戦に敗れた源頼朝が逃げ隠れたと言うエピソードを持つ“しとどの窟”はすぐ傍です。

さて、登坂ツバキラインはまだ道半ばと言ったトコでしょうか…後半戦は斜度もややきつくなります。
明らかに周囲の景色に高度感が増し、走ってきた九十九折のツバキラインが眼下に見えます。

さすがに20㎞も続く上り坂は身体に応えます。
もう、そろそろ休みたいなと感じてきた頃、視界にはターンパイクのビューラウンジが…
上り始めて約1時間半強、まさにそこは本日2つ目の景勝50選“大観山”です。
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大勢の観光客で賑やかな大観山からは「THE 箱根」と言わんばかりの絶景に出会えます。
【峠record:湯河原駅→大観山 距離:18.5㎞ 平均斜度:5.2% 最大標高差:965m】

ここから芦ノ湖までは約5㎞のダウンヒル、苦労して上ってきた分、この先は楽しい下り!
と、思っていたのですが…楽しめません。
それは上っていたときには気付かなかった気温の変化、知らぬ間に気温が7℃に…
とにかく寒い、と言うより痛い…指きりの手袋から出ている生指たちが寒くてもげそうでした。

で、寒さに耐え耐え辛いダウンヒルが終われば、本日3つ目の景勝50選“恩賜箱根公園”に到着。
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そんな元箱根周辺にも多くの観光客が、さすが日本一の観光地なだけはありますね。
皆さんのお目当ては芦ノ湖に富士山でしょうか?
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その先の箱根神社も大賑わいです。
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震災後、外国人観光客は激減の一途、しかし当日はだいぶ日本語ではない言葉も聞きました。
少しでも日本を訪れる外国人観光客が増えてくれると、観光地箱根は活気付くのですがね。

そんな地域経済のことも感じながら、本日最終の景勝50選“大涌谷”を目指します。
なんだかんだ言って、当日の最大ストイックな局面は大涌谷へ向かう県道735号線でした。

この県道735号線はツバキラインに比べ斜度もきつく、既に疲れた脚には堪え過ぎます。
結果、足を着くことはなかったのですが、心の中ではもうダメだ足着いちゃおうと連呼ですよ。
でも性格でしょうか…もう意地ですね。
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と、そんな感じで無事、本日最後の景勝50選“大涌谷”までたどり着くことが出来ました。
しかし自転車を始める前、大涌谷まで自転車で来るなんて考えもしない場所ですからね…
自転車で来たことに、正直、自分自信が一番ビックリしています。
まぁ、あとは例の如くR1を使ってのダウンヒル、あっという間に小田原着です。

今回は景勝地を4つも総ナメしたポタリング、距離にして80㎞程度でしたがとにかく疲れた。
大観山までのヒルクライム1,011m、一旦芦ノ湖(723m)まで高度を落として、
再度、大涌谷までの321mのヒルクライム、合計で1,332mの高度稼ぎはさすがに疲れます。

でも、意外と完登したあとの達成感が好きかも…山好きだからでしょうかね。

御殿場・箱根“長尾峠・仙石原”ヒルクライム。 [hill climb]

知らないうちに神奈川景勝50選を巡るのが恒例となってきた午前中ポタリング。

今回は友人と2人のポタリングで目的地は神奈川景勝50選“長尾峠”に設定。
峠と言うことは…いよいよヒルクライムにチャレンジしてみることになります。

まずルート設定は酒匂川サイクリングロードからR246へ抜けます。
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朝の酒匂川サイクリングロードは静かでのんびり、身近で素敵なコースの発見です。

その後、R246は旧道を中心に御殿場まで徐々に高度を上げながら走らせます。
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市街地に入り脇道にそれると、それはそれはのんびりとした風景が広がっておりました。

そしてせっかく御殿場に来たのだからと何かよいランドマークを探したどり着いたのは、
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御殿場プレミアムアウトレット、トイレ休憩を兼ねます。

さて、ここからがメインイベントとなるR138のヒルクライム本番です。
御殿場市街地中心部の標高は約450m、目的地の長尾峠の標高は911m、その標高差461m、
実際に走ってみると斜度はあまりキツくなく、約10㎞の登坂も無理なく走りきることができました。
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そして山歩きでもお馴染みの富士山とポタリングでもツーショット。
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登坂完登記念です。
【峠record:湖水前交差点→長尾峠 距離:10㎞ 平均斜度:4.6% 最大標高差:466m】

そこから先、県境となる長尾隋道を抜けると、
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目的地である神奈川景勝50選の“長尾峠”に到着です。
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ここ長尾峠は神奈川県箱根町と静岡県御殿場市の県境にある箱根外輪山の峠。
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そこからは眼下に広がる仙石原、中央には大涌谷を抱える箱根最高峰神山の雄大な姿。
そして右には芦ノ湖、左には黄金色に染まったススキが見えます。

せっかくだからと“仙石原のススキ原”に立ち寄ってみます。
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と、あとで調べて知ったのですが、ここも神奈川景勝50選だったのですね。

最後はR138とR1のダウンヒル…あっという間に重力に引かれ小田原まで戻ってきました。
当日は約85㎞のポタリング、今までで一番のロングライドかつヒルクライム。
ただ、今回の課題はダウンヒル時の自転車コントロール…速度が上がり怖くて難しいです。

しかし、登坂をこなせた事がとても自信となり、ポタリングの世界が一気に広がった感がします。

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