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城山カタクリの里 2012. [flower]

暦の頃で言う【清明(せいめい)】とは…
万物がすがすがしく明るく美しい頃、様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンになること。

そんな清明には風俗的に春を迎えて郊外を散策する日とあり、
季節の慣わしに習って相模原にある城山カタクリの里を散策しに行きました。
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ちょうど満開のカタクリですが、やや咲き終わりの花も混ざりかけている状況です。

カタクリは2週間程の開花期間しか持たず、春の妖精と呼ばれているようで、
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早春に10 cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせます。
そして探せば白い妖精の姿も…
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花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」で、なかなか雰囲気に合っていますね。

そんなカタクリの球根からは片栗粉がつくられますが、現在はジャガイモのでんぷんが主流で、
ここ神奈川県では絶滅寸前の絶滅危惧種に指定されています。

そしてカタクリと並んで咲くのはユキワリソウ。
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花言葉は「内緒」「優雅」「高貴」「忍耐」で、雪解け待つ花らしさの言葉ですね。

ユキワリソウの傍らにはイワウチワも咲いてます。
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花言葉は「春の使者」「適応力」と、こちらもまた春らしさ満載です。

そしてスミレも
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時折寒さぶり返す陽気ですが、春の足音が大きくなってきました。

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